【樺地崇弘】テニプリとの出会い🎾❣️❣️

テニプリとの出会いについて

前回語った通り私は社会への適応能力が低めのギリギリヒューマンだ。リアルどころかネット上の交友関係ですら極めて希薄。リアルとネットの友人を合計すると3人しかいない。むしろ3人もいることにありがたみすらある。ちなみに3人の内2人がネット上の友人だ。

詳しい私のプロフィールは前回参照→(https://yasyagyall.hatenablog.com/entry/2023/08/20/003756

そんな私がどうやってテニプリを観るに至ったかだが、上記のネット上の友人2人がテニプリを履修済みで、ふとした瞬間にテニプリの話題になることが最初のきっかけだった。

しかし、社会経験は未熟のくせにオタクとしての歴だけは長く、その中で卑屈さと偏見を積みに積み重ねた結果、流行り物に一切食いつかない上に、観てもいない作品への経験という名の偏見からくる「どうせ私みたいな偏屈なオタクはターゲット層に入ってないでしょう?」という卑屈さを発揮し、ただでさえ社会で生きていけないくせにオタク界隈でも活動範囲を自ら狭めていくという負のスパイラルの渦中にいる私にとって、友人の3分の2がテニプリを楽しんでいるというのはテニプリを履修する理由としては不十分だった。

この頃の私はテニプリってアレでしょ?キラキラ系オタクのためのとんちき青春スポーツ漫画でしょ???」と持ち前の卑屈さと偏見を活かし、自分がテニプリのターゲット層ではないことを心の中で主張していた。

テニプリ歴一週間の現在の私は、そんな過去の自分の鼻っ柱をぶち折りながらこう言ってやりたい。

「その通りだ!!!!」と。

1週間でアニプリ117話を観た私にとってのテニプリ評価は、観る前の評価と変わらず「キラキラしたオタクのためのとんちき青春スポーツ漫画」というものだ。しかしこの言葉の解釈が大きく変わった。

キラキラしたオタクのためにテニプリがあるんじゃない。テニプリを知ったオタクがキラキラするのだ。

よってテニプリとは「キラキラしたオタクのためのとんちきスポーツ漫画」なのだ。

そう。今までは髪がパサついたテニスの才能がない伊武深司みたいだった私(本当は他にも色々ないよ)もテニプリを一週間観続けることによって、テニプリキラキラ女子へと進化した。

作業スピードは今までの2倍となり、睡眠の質が向上。あらゆる活力がみなぎり、目は輝き、顔面偏差値は上がり、1日の笑顔の時間がめっちゃ増えた。副作用として体重の減少、限定的な多幸感からの落ち込みなどのマイナスの要素もあるが、それでも一週間前と比べると極めて体調がいい。絵文字とかも無駄に使いたい😂😂😂

何もかもテニプリのおかげだ。

そして、テニプリを観るきっかけをくれた

❣️樺地崇弘❣️

のおかげだ。なぁ樺地?ウス(自問自答)

樺地崇弘氷帝学園中等部2年。テニス部正レギュラー。テニプリを知らない私ですら知っていたあの跡部景吾のお気に入りの後輩で、常に跡部に付き従い、跡部の言うことに大体「ウス」と返事をする。屈強な肉体と運動神経、そしてピュアさで構成された身長190センチの愛おしさ190%の中学2年生だ。可愛い。なんだろう、好き。

(↑このイラストのセリフ、『もう打てません』だった。ミスりました。すんまそん)

曲がりなりにもネット上でオタ活をしているとテニプリの話題は何が無くても目に入る。多くの話題は跡部景吾についてか、「デカ過ぎんだろ…」とかの原作の切り抜きだ。

「デカ過ぎんだろ…」とかの話題はともかく跡部景吾についてはなんとなく知っていた。バレンタインにチョコが5万ぐらい届くとか、単独でCM出演とか、跡部王国(←一発で変換された)とか、空から登校して「なるほど。SUNDAYじゃねーの」とか。その伝説の数々にはテニプリを履修する前から一目置いていた。が、やはり跡部だけではテニプリを観る理由には至らなかった。むしろ跡部の栄光の影に樺地が隠れていたことこそ、私がテニプリに興味を持てなかった最大の理由ではないだろうか。

 

ある日のこと、私はよくつるむネット上の友人2人とド深夜の通話に華を咲かせていた。上記にも書いた通り、この友人2人はテニプリ履修済みだったため、テニプリの話題になった。テニプリのオタクなら多分よくするのであろう、どのキャラのキャラソンがいいとか、跡部伝説とかそういう話題だ。私もテニプリを履修する気はこの時点では一切なかったものの、跡部伝説などの話題は単純に面白すぎるので興味津々だった。詳しくは覚えていないがおそらくはその流れで樺地の話題になったのだろう。ここで私の心の中で一つの想いが生まれる。

樺地……、なんか、可愛くね?」

というものだ。

そう樺地は可愛い。実は以前から跡部の話題が上がるたびに「なんか、この跡部?様の横にいるこのでっかい子…、気になるかもな」という気持ちはうっすらとあった。あっただけで確実なものになるにはもう何ピースか欠けていた。ただでさえ樺地がフィーチャーされることは少ないのでそのピースが埋まる機会も逃し続けていた。しかし、この夜、そのピースがついに埋まった。

跡部様坊主事件なる伝説の話になったのだ。跡部が負けたら坊主になる、という話の展開で実際に坊主になったことであらゆる跡部のオタクが阿鼻叫喚。続々と同人サイトを閉鎖するという混乱を招いたというものだ。(うろ覚えなので事実と違ったらすんまそん)

その中で実は跡部が坊主になったことをきっかけに、樺地もおソロで坊主にしていたらしい。

ええええ〜〜〜〜〜〜?????可愛い〜〜〜〜〜〜〜。好きかも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???????

幼馴染の尊敬する先輩が罰ゲームみたいなので坊主になって自分も頭丸めるってそれはもう、漢気やん。漢気=可愛いの方程式に則って樺地=可愛いが導き出される。あと普通に中学生男子がお揃いのヘアースタイルっていうのが可愛い。

まだ117話まで観てその展開まできてないんだけど聞き齧った話だけでお腹いっぱい。どれだけ樺地跡部を尊敬しているかが伝わってくる。尊敬どころか、友情を感じる。観る前は2人の関係を主従関係と解釈していたが、「なぁ、樺地?」「ウス」という会話は幼馴染特有のノリという解釈も微レ存???やべぇ。

この時点でここまで妄想を広げた私は通話の中でさらに樺地についての情報を聞き出した。

・妹がいる。

・趣味はボトルシップ、ドールハウスづくり

・得意科目:美術、家庭科、物理。苦手科目:現代文

・好きな本:跡部からもらった絵本

・よく訪れる学校のスポットは跡部のクラス

・「面白いことを言え」と言われるのが苦手

もっとたくさんの情報があるが、かいつまんでこれだけ。なんか、もう、理屈とかわかんねーけどすげぇ“いいな”って思う。

人格形成のほとんどが「人に何かをしてあげる」「人に何かをしてもらった」でできてるのがすごく“樺地崇弘”を表している。この情報を聞き出した時点で私はテニプリ未履修だったけど、もう樺地のことしか考えられなくなってしまっていた。

よく訪れる学校のスポットが跡部のクラスということなので、私は跡部のクラスメイトの女子になりたい。樺地跡部を探しにきたけど跡部が都合悪くいなかったときとかに「跡部くんならさっき先生に呼ばれて職員室に行ったよ」とか教えてあげて「ウス」って返事してもらいたい。

樺地跡部を探す手間を省くためだけに跡部のストーカーになりたい。

なんなら跡部の背後霊とかになって樺地のことを跡部越しに見つめていたい。

それは流石にキモすぎるし跡部に申し訳ないからやめとくわ。ごめん😉🙏

テニラビの樺地のバレンタインイベントの切り抜きも観た。は?何よ。この主人公。樺地に馴れ馴れしく近寄らないでくれる???攻略される樺地は解釈違いです!!!でもそれはそれとして喜んでくれる樺地とかお返しくれる樺地とかは可愛いね🥰

心がふたつある〜〜。

何度もいうがこの妄想を繰り広げてる時点ではテニプリ未履修である。未履修だし樺地のこともまた聞きでしか知らないのに既に「樺地 ぬい」「樺地 グッズ」で検索していた。

ひょっとして私が妄想している樺地は本当の樺地じゃなくて、私の理想の樺地……?いざ原作を観たら全然違う樺地が出てきたらどうしよう……。とはいえ樺地への愛は止まらない。

樺地のこと、もっと知りてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!テニプリ履修しよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

よし、覚悟は決まったな!!!

こうして私は樺地崇弘を知るためにテニプリを履修することにした。一番コスパのいいアニメから入ることにした。

そして現在に至る。

樺地崇弘の前談で思いのほか語りすぎてしまったので実際に知った樺地がどうだったかはまた別の機会に語りたい。まぁ、ただ単純に“良”すぎて語ることなんてないんだけど。

この感想日記はわかりやすく時系列順に思ったことを書きなぐりたいのでとりあえず次回に続く。

次回‼️テニプリ1stインパクト『乾貞治

について書けたらいいです。